美肌作りはトータルケアが大切
寒い季節、一番気になることが肌の乾燥。肌が乾燥する理由は空気の乾燥……? けれど、肌が乾燥する理由はほかにもたくさんあるのです。
肌の表面は、水分の蒸発を防ぐ働きをする皮脂膜や、角質細胞が重なってできている角質層などの働きにより、外界の刺激から守られています。さらに、肌の奥では常に新しい細胞が作り出され、不要な細胞は角質となってはがれていきます。これが肌のターンオーバー。
しかし、これら肌を守ってくれる機能が衰えることで肌は乾燥したり荒れたりしてしまいます。例えば、角質層の角質と角質との間に隙間ができて水分が蒸発しやすくなったり、その隙間から汚れなどが肌の内部に侵入しやすくなったり……。さらに、肌のターンオーバーが衰えると、不要な角質がなかなかはがれ落ちず、だんだんと角質層が厚くなりキメの荒い肌になってしまいます。
肌は、加齢はもちろん、紫外線やストレスなどにより体内の活性酸素が増えることでも老化していきます。さらに、肌に必要な栄養素の不足、睡眠不足なども美肌にはN
G。もちろん、間違ったスキンケアも肌荒れの原因のひとつです。つまり、肌荒れの原因にはさまざまなことが挙げられるのです。
そこで、大切なことが正しいスキンケアと規則正しい生活を心がけることです。肌の汚れをしっかり落とし、水分を保つスキンケアに加え、美肌を保つビタミン類、たんぱく質であるコラーゲンなどの栄養素を含む食事をバランスよくとること。また、寝ている間には細胞の修復が行われます。毎日、同じ時間にふとんに入り、一定の睡眠時間を保つことは、細胞分裂に欠かせない成長ホルモンの分泌を促すリズムを整えます。このように美肌を保つためには、毎日の生活のなかでトータルなケアが必要なのです。
すっきりぱっちり! 瞳にも休憩を・・・
携帯電話やパソコン、ゲーム……。これらの画面を長時間見続けたあとに、目が疲れたなぁと感じたことのある人は多いでしょう。
そういった画面を一生懸命見ているとき、実はまばたきをする回数が減っているのです。まばたきの回数が少なければ、それだけ水分の蒸発も進みます。また、近い画面を見続けていることで、目のピントを合わせる水晶体の筋肉である毛様体筋が収縮した状態になります。これらが疲れ目やドライアイといった症状を引き起こすのです。
疲れ目は、まめに解消しておかないと視力の低下、肩凝りや頭痛などを引き起こす場合も……。ドライアイになると、目がごろごろしたり、物がかすんで見えたりしますが、これは目が乾燥することで、目の表面が傷ついてしまっているのです。また、ドライアイの人がコンタクトレンズを着用し続けると、さらに目を傷つけやすくなるので注意が必要です。
そこで、長時間目を酷使しなければならない状況にある場合は、せめて1時間半〜2時間に一回は目を休ませてあげることが大切です。また、目が疲れたなと思った場合は、首の周りをマッサージしたり、アイマスクやアイピローで首や目の周りの血行を促進してあげることも◎。
それでも症状がひどかったり、ドライアイのような状態が続くようなら、早めに専門の病院で診察してもらいましょう。
少しの工夫で手肌にやさしさを
顔と同じくらい人の目をひくのが手先の美しさ。だからこそ、手肌はもちろん、ネイルの健康にもしっかり気を配っておきたいものです。
手荒れを防ぐためには、ちょっとした家事でも手を守る工夫をすることが大切。とくにこれからの寒い季節は、食器を洗うときや掃除をするとき、ついついあたたかいお湯を使いがちですよね。しかし、お湯や洗剤などを使うことで皮膚の表面を覆っている皮脂膜は洗い流されてしまいます。そのため、素手で食器を洗うときは、なるべくぬるま湯で低刺激性の洗剤を使うことがおすすめです。できればビニール手袋を使用し、なるべく肌に刺激を与えないように心がけましょう。
また、肌と同じく気になるのが爪のトラブル。爪は表皮の角質が固くなってできたものです。繊維状のたんぱく質でできており、たんぱく質の不足や外界からの刺激などで、乾燥や割れ爪といったトラブルを招きます。専用のオイルやアセトンフリーのリムーバーを使うなどして、爪にも潤いを与えてあげましょう。
手肌も爪も、顔と同じように毎日いたわってお手入れをしてあげることで、美しい手先を守ることができるのです