


そもそも肌の一番外側の表皮の部分は、肌の奥から基底層、有棘層、顆粒層、角層(角質層)という4つの層で構成されています。肌の新しい細胞は、基底層で生まれ、徐々に肌表面へと押し出されていきます。表皮の一番外側の角層は、外部の刺激から肌を守り、水分を保持しようとする働きを持っています。そして、この働きを終えた角層は垢となってはがれ落ちていくのです。これが、いわゆる28日周期のターンオーバーです。

しかし、ターンオーバーの周期が長くなったり、毛穴や肌表面に汚れが残っていると、角層はどんどん厚くなり、角層の水分を保持しようとする力も弱まります。すると肌は乾燥したり、シミやくすみの原因にもなるのです。また、角層が厚くなると、毛穴が詰まる原因にも……。こんな状態では、せっかくの化粧水や美容液も肌の奥まで浸透していきません。



ターンオーバーの周期が長く、水分が不足して厚くなった角層は、その分毛穴に皮脂や汚れが詰まりやすくなります。すると、肌に透明感を感じられなかったり、毛穴のポツポツが気になり始めたりします。
そこで、肌表面の角層をきれいに保つためには、ターンオーバーの周期を理想とされる28日周期に近づけること。まずは、規則正しい睡眠をとり、ストレスを発散し、ビタミンやミネラルを含む食事をしっかりとって健康な角層を体の中から維持しましょう。
また、潤いのある肌を作る角層ケアのポイントは、角層の水分量を保持すること。そして、適度な皮脂が角層の水分を蒸発させることなく閉じ込める働きをしてくれます。つまり、ローションなどで肌に水分をしっかり与えた後は、クリームなど油分のあるもので水分をガードしてあげることが角層ケアの基本というわけです。
さらに、毎日の正しい洗顔方法を身につけることも大切。古い角質を落とそうとゴシゴシ肌をこするのは、角層を逆に傷つけてしまいます。肌や毛穴にたまった汚れやメイクはやさしくきちんと洗い流し、洗顔後は化粧水やクリームなどでしっかり保湿してあげましょう。



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